リフォーム済み中古住宅において最も気がかりなところは、基礎や構造体の健康状態です。壁の裏に隠れている部分になります。その外にも、壁や床下に隠れている配管類も注意が必要な部分です。

住宅の骨組みにあたる柱や梁などの構造体は、建物を支える重要な骨組みです。それらが腐朽によって弱っていた場合、耐震性を維持するために耐震工事が必要になります。基礎も建物を支え続ける重要な部分です。劣化が進むと建物を支えきれなくなってしまうことや、地震に耐えられないものになってしまうこともあります。

給排水管は古くなると水漏れを起こします。配管自体の劣化や破損はなくても、つなぎ目から劣化が始まります。生活排水管からの漏水は、衛生的にも結構辛い症状です。状況が回復するまで、お住まいの方のストレスは大きなものになってしまいます。

したがって、リフォーム済み中古住宅を選ぶ際には、不具合が起きてからのダメージが大きい隠れたリスクについて、しっかりと調査しておくことが大切ということが分かりますね。