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中古住宅は暑かったり寒かったりしそう。住まいの性能向上に断熱を

中古住宅は暑かったり寒かったりしそう。住まいの性能向上に断熱を

中古住宅の断熱
はじめに

冬、戸建て住まいの母がマンション住まいの我が家にやってくると、暖房しなくてもこんなに暖かいなんてね!と頬を緩ませます。戸建て住宅は仕方がないと諦めずに、断熱を効果的に取り入れましょう。中古住宅をリフォームする時は、見た目だけでなく性能向上も考えてみては?お家で過ごす時間がますます心地よくなりますよ。

暮らしやすさと健康につながる断熱性能

中古住宅の多くは断熱性能が不足しています。窓の性能を上げること、家全体の断熱性能と気密を見直すことが大切です。夏の暑さや冬の寒さが健康被害につながることもあります。冷暖房に頼りすぎずに快適に暮らせる家作りのために、断熱性能の向上も取り入れてほしいと考えています。

中古住宅の断熱性能

建築基準が大きく変わった次の2つの年に注目します。

  • 耐震基準「1981年」
  • 省エネ性能基準「1998年」

1981年以前の建物は、耐震面で不安がある住宅が多いのですが、断熱面でも対策していないことが多いのが特徴です。1981年から1998年においては、段階的に省エネ基準が引き上げられ、壁や天井にグラスウールを入れるようになり、1993年以降は床にも断熱材を入れるようになりました。1998年以降はさらに進み、壁・天井・床の断熱、断熱材はそれまでの2倍の厚さとなりました。

20年以上の中古住宅の場合、それよりも築浅の中古住宅に比べて断熱性能が劣ることが多いと分かります。

熱の出入りはどこから?

ここ数年、家の暑さ寒さ対策において注目されているのは「窓」です。

夏は73%、冬は58%と、最も熱の出入りが大きい箇所となっていますが、対策が取られることは多くありませんでした。ずっとアルミフレームの単板ガラス(シングルガラス)です。

中古住宅であっても、リフォームで暑さ寒さによる暮らしにくさを改善していきたいものです。その場合は、窓の性能をあげることもあわせて考えていくとよいでしょう。

 

サッシは熱を逃しやすいアルミから樹脂製に、ガラスは単板から複層(ペアガラス)に変えると効果的です。特に大きな窓にする予定であれば、性能を上げておくことが重要になります。

壁、屋根裏、床の断熱

中古住宅の壁の中、断熱材がしっかり入っているかどうか、その劣化具合について、壁を取り外すことなく全て確認することはできません。中古住宅購入前の調査であるインスペクションにも、断熱についての項目はありません。

となると、壁を開けてみるまで分からないのかな?と気がかりになります。住宅調査に長ける調査員であれば、サーモグラフィーのような非破壊で調査することができる機材を利用して、ある程度、壁の中の状況を調べることが可能です。2次的なインスペクションが可能な専門家に依頼することをお勧めします。

屋根裏と床下の断熱については、それぞれ点検口があればそこから目視確認することができます。断熱材が隙間なく敷き詰められているか、実際に目で見ることができます。床下については、配管などの設備があり、釘などが出ていることもあるため、実際にもぐって確認することは止めておきましょう。ポイントを押さえて調査できる業者に依頼しましょう。

 

35年以上の中古住宅においては、どの個所においても断熱されていないことがあります。壁をすべて取り除き新しく断熱層を設けるフルリノベーションを考えていくとよいでしょう。フルリノベーションでは、構造筐体を明らかにすることができるので、耐震補強と配管の劣化具合を見極めて、必要に応じて工事を進めていきましょう。

暑さ寒さは健康被害につながることも

中古住宅の暑さ寒さ対策は、快適に過ごすためだけでなく、健康被害対策にもつながります。夏は熱中症、冬はヒートショックです。これから長く住む家であれば、快適であることに加えて安心して暮らせることを大切にしたいものです。

憧れの土地に素敵な様子の中古住宅が破格で売りに出されていたとします。こんな出会いそうそうない!と、間取りと工法、築年数、陽当り、地盤、について確認し、購入を決めてしまう事もあるでしょう。以前、両親が購入した中古住宅はそんな家でした。

内装だけリフォームして住み始めたのですが、夏は暑く冬は寒いということで、光熱費が想像以上にかかっていました。老後を考えた場合、暮らしに不安を覚えていた様子が思い出されます。

これから数十年暮らしていくのであれば、断熱性能向上は省エネにつながり、チリも積もって光熱費にも反映されます。ちなみに、先ほどの中古住宅では月10万以上光熱費がかかっていたとのことなので、平均値より少し多めの月3万円と比べたとして、10年で840万円の差額になります。断熱工事費用がまかなえる額ですね。

暑さ寒さについては我慢しよう、数か月なので設備に頼ろう、という考え方もありますが、診断士や専門家に希望を伝え、状況確認をしたうえで決めていく方が、後悔のない中古住宅リフォームになります。快適な暮らしをイメージしてワクワクしながら、先々の費用について試算もしながら、ご希望をかなえていけると良いですね。

私たちi-sumu(アイスム)設計は、現場経験と業界知識・情報などをもとに、ご家族のライフスタイルに合った暮らし方を考えるお手伝いをしたいと考えています。住宅の無料診断やインスペクション、耐震診断についても行っております。お悩みやご相談ごとなど、お気軽にご連絡ください。

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