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在宅ワークの効率アップ!中古住宅リノベーションで家なかオフィスを作る

在宅ワークの効率アップ!中古住宅リノベーションで家なかオフィスを作る

はじめに

共働き世帯が増え、働き方も多様化しています。2020年のトレンド予想でも職住融合がキーワードとなっているように、家なかオフィスや街なかオフィスに注目が集まっています。建売住宅よりも自由に計画できる中古住宅リノベーションで、在宅ワークを効率アップさせるワーキングスペースを作っていきましょう。

ワーキングスペースを作る場所

ワークスペース

仕事のための部屋を1つ作るとなると場所の確保が難しい場合でも、ワーキングスペースは半畳ほどの小さな空間があれば作ることができます。設置場所のアイデア例を確認していきましょう。

  • ダイニングの横
  • リビングの隅
  • LDKと緩やかに区切られた部屋
  • 階段下
  • 2階 踊り場スペース
  • 2階の廊下
  • 寝室
番外編:部屋の中に部屋を作る

キッチンの横

キッチンが自分の部屋のような場所、整理収納が得意でキッチンがコンパクト、そんな方の場合はキッチンの横や端にワーキングスペースを作ると便利ですね。お料理教室を自宅で開いている方やお料理ブロガーの方にとっても、仕事に取り掛かりやすい位置になります。

ダイニングの横

キッチンとダイニングの境界をワーキングスペースにする。この方法はよく取り入れられているためイメージしやすいですね。夕方以降は子供たちが宿題をする机として利用することもできます。在宅ワーク初心者の多くはダイニングテーブルで仕事する傾向があるため、ダイニング横に作っておくと、テーブルを都度片付ける必要がなくなるところが嬉しいですね。

リビングの隅

家族の気配を感じながらお仕事ができる場所です。日中、光が入りやすく過ごしやすい部屋でもあるため、気持ちよく過ごすことができます。家の中でも中心的な場所のため、家事をしながらでも動きがとりやすいでしょう。

LDKと緩やかに区切られた部屋

オープンスペースだと集中しにくい、電話やWEB会議などがありプライベートと分けたい、大切な書類や資料があるためしまっておける場所が必要という場合は、緩やかに区切られた空間を作るとよいでしょう。扉を付けずに壁のみを1面のみ設置する、本棚を壁として使う、人気のブルックリンスタイルのように室内窓を取り付けてもカッコいいですね。

階段下

座ってのお仕事となる在宅ワークの場合、高さがない場所でも大丈夫です。意外な場所として階段下のスペースというところがあります。物置部屋のようにしっかり部屋になっていると、あの有名な魔法使いの少年のようになってしまうので注意が必要です。光が入り、冬場でも寒くないようにしておくとよいでしょう。中古住宅全体の断熱性能を上げておくことをお勧めします。

中2階 踊り場スペース

こんな場所も活用できる、そんな例と挙げてみました。工夫次第でいろいろな場所に作ることができると分かります。部屋以外の場所を活用する場合は、光が入ること、夏の暑さや冬の寒さが厳しくないことがポイントです。家全体の断熱性能が基準値を満たすようにリノベーションしましょう。

2階の廊下

1階はLDKを中心とした家族の共用空間、2階はそれぞれの個室がメインという場合、廊下にワーキングスペースをつくるというアイデアがあります。光が入るか、寒くないかどうか、部屋ではないことによるデメリットに注意を払いましょう。

寝室

コンパクトなホテルをイメージすると分かりやすいですね。気が散る要素が少ないため集中することができそうです。その反面、2度寝やお昼寝の誘惑があります。

番外編:部屋の中に部屋を作る

家族共有のスペースにワークスペースを作ると仕事に集中することが難しいというケースがあります。他にも、守秘義務案件のデータを守りたい、テレワークで社内会議をするときに個室が必要、電話での打ち合わせは家族の声が入らないようにしたい、そのような場合もありますね。

1.5畳ほどのスペースで家の中に小屋を作る、部屋の中に部屋を作る、そんなキットが販売されています。三菱地所ホーム株式会社「箱の間」です。グットデザイン賞を受賞した商品となっています。テレワークのない時期には大人の隠れ家としても、子供の学習スペースとしても利用できますね。

DIYが得意な方は、このような小部屋を作ってもよいでしょう。リフォーム会社に問い合わせてみるのも選択肢の一つです。

効率アップできるワーキングスペース

時間の都合がつけやすく、通勤時間がかからず子育て世代に人気の在宅ワーク。自宅だからこそ集中してお仕事に取り組むことが難しい場合もあります。在宅ワーク初心者はダイニングなど家族の共用スペースで仕事するケースが多いようですが、3年以上の経験者はワーキングスペースを持ち、お仕事が進めやすいように工夫しているようですね。中古住宅のリノベーションでワーキングスペースを計画するならば、ご自身のお仕事内容や業務時間などを考えて設定していけるとよいでしょう。

ワーキングスペースのような特別な空間は、注文住宅のような自由度が必要です。それを作ることができるのも、自由度の高さが長所でもある中古住宅リノベーションのメリットです。ライフスタイルや働きやすさ、暮らしやすさを考えたお気に入りの家、これからもずっと安心して暮らしていきたいですね。リノベーションでは、中古住宅を基にしているので、建物自体がしっかりとしているかどうかが大切です。中古住宅を選ぶ際には、建物の状況を見極める必要があります。

これまではその見極めについて、国から一定のガイドラインはありませんでしたが、中古住宅の状態・品質を把握できるように、2012年から「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が査定されました。そして、2018年から中古住宅売買において義務化されています。

これまで売買業者のセールストークにどこまでの信頼を寄せてよいのか分かりませんでしたが、中古住宅調査を行うインスペクターは第三者的な立場で建物を診断するため、その結果から客観的に建物を判断することができるようになりました。

インスペクションでは、建物の劣化状況が分かります。結果を受け、耐震性など気がかりがあれば追加の診断を受け、構造体の補強などを効果的におこなうことにより、内側から安心して長く暮らせる家を作り上げることができます。

 

私たちi-sumu(アイスム)設計は、インスペクションチームとリフォームチームの距離が近く、双方の知識・経験・情報を合わせて、お客様のご希望をかなえるお手伝いをさせていただいております。住宅の無料診断も行っております。お悩みやご相談ごとなど、お気軽にご連絡ください。

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